『終活』の上級者が語る!『終活』初心者に寄り添うお助けブログ!【お金(保険)】

終活

 『終活』の上級資格者が語る! 『終活』初心者に寄り添うお助けブログ゙! の第六弾となります。

 これまで「背景」「医療」「介護」「葬儀」「お墓」に関して書きましたが、今回は「お金(保険)」がテーマとなります。

 因みに「お金」にまつわることとして、「保険」や「相続」があります。

 保険に関しても、事前の対策含めて考えておかないと、こんなはずでは・・・となってしまいます。

 そうならない様、まずは現在の「お金(保険)」事情に関して調べてみました。

保険

 保険は大きく分けて、公的な保険と、民間保険(個人保険)とに分かれます。それぞれについて紹介します。

「公的保険の種類」 

  • 国民健康保険
  • 長寿医療保険(後期高齢者医療制度)
  • 共済保険
  • 介護保険
  • 労災保険
  • 雇用保険
  • 失業保険 他

健康保険の自己負担

  1. 70歳未満は3割
  2. 70~74歳は2割(現役並み所得者3割)
  3. 75歳以上は1割(現役並み所得者3割)

 また「高額療養費とは」 同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。 医療費が高額になることが事前にわかっている場合には、「限度額適用認定証」を提示する方法があります。

高額療養費は、3区分に分かれています

①「70歳未満の方の区分」

②「70歳以上75歳未満の方の区分」

③「後期高齢者75歳以上もしくは認定を受けた65歳以上の方」

「民間保険の種類」

 保険には色々な目的がありますが、人間の生存または死亡による損失を保障することを目的としております。

 では、代表的な保険に関して紹介していきます。

  • 死亡保険=人間の生存または死亡による損失を保障することを目的とする保険
  • 医療保険=医療機関の受診により発生した医療費について、一部又は全部の給付を受ける保険
  • 疾病保険=生活習慣病(ガンなど)の特定疾病になった場合に給付される保険
  • 傷害保険=外部の原因によって肉体に傷害を受けた時、一定金額がもらえる
  • 介護保険=介護が必要になった場合に備え、公的な年金に加えて自分で準備しておく保険
  • 生存保険=被保険者が満期まで生存していた場合、決められていた保険金が支払われる保険
  • 学資保険=子どもの教育資金の確保を目的とした保険
  • こども保険=子どもの教育資金積立てや、子どものケガや病気を保障する保険
  • 個人年金保険=老後の生活費の不足分を補ったり、長生きした場合の経済的リスクに備えるための保険
  • 共済=民間の保険と違い営利目的でないため、掛け金(保険料)が安く、割戻金(配当金)があるなどメリット

  その他にも、損害保険など生活の中で必要な保険も多くあります。

  また最近は、先進医療を求めて保険に加入する方も増加しています。

先進医療とは?

 高度の医療技術を用いた治療法や医療技術のうち、公的医療保険の対象にはまだなっていないものの、有効性や安全性について一定の基準を満たしたものをいいます。

 先進医療は、厚生労働大臣によって定められ、平成29年10月現在、がんの治療法や遺伝子診断、水晶体の再建術などを含む104種類が「先進医療」とされています。

 先進医療への経済的な備えの方法で代表的なものは、医療保険やがん保険に付帯している「先進医療特約」です。一言でいえば、先進医療特約は「先進医療を受けたとき1,000万円~2,000万円の範囲内でかかった技術料を実費補てんする保障」となります。保険会社によって微妙な違いは見られるものの、基本的にこの特約を付加するために必要な保険料は月額100円~200円程度となります。

  • 先進医療とは高度な技術を用いた治療のうち、厚生労働大臣から承認を受けたもの
  • 先進医療を受けられる医療機関は限定されている
  • 先進医療に登録されている治療は時期ごとに変化していく
  • 先進医療の費用のうち技術料は全額自己負担
  • 先進医療の経済的なリスクに備える方法としては、医療保険やがん保険の先進医療特約があります

◇認定87種類 (令和2年1月1日時点) *定期的に追加や見直しがされます。

・第2項先進医療 【先進医療A】 (29種類) 

・第3項先進医療 【先進医療B】 (58種類) 

先進医療の例

先進医療技術技術料(1件当たり平均額)平均入院期間年間実施件数
高周波切除器を用いた子宮腺筋症核出術307,342円11.1日178件
陽子線治療2,716,016円17.9日1,663件
重粒子線治療3,133,672円5.6日1,008件
多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術656,419円1.1日23,859件
歯周外科治療におけるバイオ・リジェネレーション法59,830円105件
MRI撮影及び超音波検査融合画像に基づく前立腺針生検法107,601円2.1日366件

<中央社会保険医療協議会「平成30年6月30日時点で実施されていた先進医療の実績報告について」を元に技術料を算出>

先進医療の実績

実績報告
対象期間
先進医療
技術数
実施医療
機関数
全患者数総金額保険外併用療養
費の総額
(保険診療分)
先進医療費
用の総額
1入院全医療
費のうち先進
医療分の割合
2017.7.1

2018.6.30
92種類936施設28,539人約285億円約45億円約240億円84.3%

まとめ

 日本人家庭においては、「もしも」の時のために何らかの民間保険に加入されている方は多いかと思います。

 ただその内容に関してどこまで理解しているかは?で、私も自分が加入している保険の内容を理解しているかと言われると・・・自信ありません。

 昔○○生命の△△さんに進められて加入し、そのまま何十年・・・こんな状況でしたが、改めて家庭状況をみて契約の変更をした所です。

 私事ですが、医療保険の申請忘れも過去にありました。当たり前ですが保険会社からは教えてくれません。

 どんな保険に加入しているかは、自分だけでなく、家族にも契約内容がわかるように、エンディングノートなどに記入しておくと、いざというときに困らないのではないかと思います。

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