【終活】の初心者にオススメな資格を調べてみた

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【終活】の学び方はさまざま。

終活という言葉がすっかり定着してから、終活について学ぶ人も増えたのではないでしょうか。本屋に行くと「終活」や「老後」に関してのコーナーができて、書籍によっても学ぶことができると思います。

ただ、一貫して学びたいと考える人や、資格にもチャレンジしようという人も多いかと思います。

実は私も老後が気になる年齢になり、漠然とですが、終活に関して興味を持つにいたり、またどうせなら役に立つ資格があればチャレンジしたいと思いました。そこで資格をしらべてみると、さまざまな資格があり、何が自分に合うのか、一時期悩むことになりました。

学ぶ目的は人それぞれ。

ここで大切なのは、あなたが、「何のために資格をとるのか?」を明確にすることです。

目的は、「興味があり、知識を学びたい」「家庭環境を見て今後必要」「資格の将来性」「仕事として活かす」など人により違います。

あなたの目的をかなえるのに、どの資格が可能なのかをぜひ検討いただきたいと思います。

資格は各協会によって費用や受講する方法も通信なのか講習会なのか、取得までの期間などそれぞれ異なります。

講座の内容を比較し、あなたが興味を持てて、またライフスタイルにあった内容のものを選択しましょう。

終活の資格は民間資格!! 実務ができるのは国家資格だけ。

資格には国が認めている国家資格と、民間団体が認定している民間資格があります。

国家資格は法の元で認められた資格で、有資格者の知見や能力を国がお墨付きを与えて一定の実務をすることを許可しているものです。

資格は誰でも知っているものから、馴染みのない資格までたくさんありますが、国家資格を一例としてあげてみます。

  • 弁護士
  • 税理士
  • 司法書士
  • 行政書士
  • 不動産鑑定士
  • 介護福祉士
  • ファイナンシャルプランナー

一方で民間資格とは、特定の団体が認定して付与している資格です。その資格の効力も資格者の能力も公に認められているものではありません。そのため、民間資格者は法的な行為を行うことはできない、ということは理解する必要があります。

終活に関するおすすめの資格を比較!

では私なりに終活に関する代表的な資格を調べてみましたので、参考にしてみてください。

それぞれどの協会が行っているのか、試験の内容はどういうものか、資格にかかる費用はどのくらいかなど、それぞれご紹介していきます。

終活ガイド

 終活ガイドは、一般社団法人終活協議会が認定している資格です。
受講料は5,000円のみで、年会費は無料となります。


 3時間の講義を受講後、30分の筆記試験を受けることになります。60%以上で合格となり、落とす試験ではなく、合格率はほぼ100%と思います。


資格の内容は、医療・介護・相続・お葬式・お墓など全般にわたります。
試験は全国で毎日のように実施されているので、比較的取得しやすい資格と思います。

終活ライフケアプランナー

 終活ライフケアプランナーは、一般財団法人日本能力開発推進協会が認定している資格で、認定校のキャリアカレッジジャパンの通信講座を利用します。
 養成講座料が37,000円で、受験料が5,600円となり、約3ヵ月間テキストや添削を利用してその後、自宅で試験を受けます。

 資格の内容は、終活に関する基本的なアドバイスからエンディングノート作成のサポートです。
特徴としては資格取得後の就職や転職のサポートをはじめ、開業支援サポートも行っています。

終活カウンセラー

 終活カウンセラーは、一般社団法人終活カウンセラー協会が認定している資格です。
この資格は初級、上級、上級インストラクターに分かれています。

 初級の受講料が9,970円で6時間の講義と筆記試験代となります。
また、合格後に会員登録料で月400円かかります。

 初級検定は、オンライン、YouTube、対面と受講方法が選べます。


 上級の受講料が39,960円で事前にレポート提出と講習1日、課題取組で試験半日の金額です。
こちらは別途事前審査費なるものが2,160円かかるようです。

 上級インストラクターの受講料が250,000円で、講習4日間、試験30分となります。
この終活カウンセラーの仕事は、悩んでいる人の話を聞いて、その内容を解決してくれそうな国家資格者を紹介するお仕事です。

終活アドバイザー

終活アドバイザーは、終活アドバイザー協会が認定している資格でユーキャンの通信講座を受講します。
受講料は35,000円で入会金が4,000円、年会費が6,000円となり、送られてきたテキストで3ヵ月間勉強しマークシート試験を自宅で受け、検定試験は60%以上の得点で合格となります。

資格の内容は、葬儀・お墓・遺産相続・保有資産の管理・医療や介護・老後の生活費など多岐に渡ります。
学習期間は基本4ヵ月ですが、最長8ヵ月まで延長してくれるようなので受講者にとっては嬉しいポイントではないでしょうか。

終活マイスター

終活マイスターは、一般社団法人日本終活マイスター協会が認定している資格です。
HPがなく、試験の費用や講習会の費用などの詳細はわかりませんでした。

協会の主催する講習会に参加して、初級認定試験に合格すれば取得できるようです。

終活診断士

 終活診断士は、株式会社オートルリーブが認定している資格です。

現在HPの準備中のため詳細は不明ですが、ネット情報によると受講料は10,000円、認定申請料が25,000円となります。eラーニングで6時間の講習を受けて、30分の試験に合格すれば取得となります。ちなみに100点満点中の75点以上が合格です。

 資格の内容は、マネー・ルール・ケア・身体・心・供養の6つのカテゴリーについてアドバイスができるようになります。

すべて民間資格である

ご紹介した資格は全て民間資格となります。これらの知識は本業に付加価値や権威性がついたり、資格を取得することで知識が増え人生が豊かになるでしょう。
また、終活で悩んでいる方へのアドバイスや相談相手として役立つ場面もあります。

終活に関する資格でできる仕事について

初心者の方が終活に関する資格を取得したら、即求人があるかというと、現状はなかなか難しいと思います。

ですが、取得した資格を本業に活かしたり、専門家への橋渡しなどに、活用することができます。

一般的には終活を学ぶことで、「医療」「介護」「葬儀」「お墓」「相続・保険」などの基本的な知識ができます。

本業でこのような関係のお仕事をされている方は特に資格を活かすことができるのではないでしょうか。

わたしが最終に選んだのは!!

因みに、私は終活を学ぶ目的が2つありました。

①いわゆる定年も近く、終活を考える年齢になり、単純に自分や家族の今後のことなど、事前準備がしたい。

②「終活」の知識を効率よく学べ、できれば「終活」の知識を仕事の1部として活用したいとの目的がありました。

ならば、資格にチャレンジしてみようと考えたわけです。

そして、各社比較するために、資料を請求して検討をし、また説明会などにも参加しました。

結果、一般社団法人終活協議会の「終活ガイド」を選びました。「終活ガイド(中級)」を受講(1日)し資格を取得しました。

基礎的な知識は備わりましたが、よりレベルアップをするために、半年後「終活ガイド(上級)」を受講(通信)し、資格を取得しました。その後会員になることで終活の資料や、新しい情報などバックアップがあり、仕事として活かすことができます。

ただ資格は、あなたが終活を学ぶ目的や、何を求めるかで変わりますので、比較検討してあなたにとって最適な業者を選ばれるのが良いかと思います。

参考まで、「終活ガイド」を添付します。

【まとめ】

・「終活」の資格は、それぞれに特徴がある。

・全て民間資格であり、国家資格ではない。

・知識を得ることで本業に活かせ、相乗効果が期待できる。

・「終活」を学ぶ目的をはっきりと持ち、それに合う業者選ぶのが一番。

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